ラクに、楽しく、美しく。暮らすための日々の実験ブログ

快適に暮らすための工夫をご紹介しています。

金属アレルギー持ちの運命。メッキアクセサリーをつけたら半日でかぶれました。

こんにちは。
金属アレルギー持ちです。

金属アレルギーは花粉症と同じで、これまで触れた金属の規定値をオーバーしてしまうと発症します。一度かかってしまったら治りません。そして残念ながら、予防注射のようなものは無いので日々気をつけていく必要があります。

また、反応する金属や程度の差などはかなり個人差があります。

しかし、全員に共通するのが夏に1番気をつけたほうがいいということです。

私は今年の夏油断して失敗したので、反省の意味もこめて私なりの工夫をご紹介しようと思います。

夏はいちばん気をつけたい季節

金属アレルギーは、皮膚に金属がついただけでは反応しないそうです。
詳しくはこちら発汗の多い季節に増加しやすい「金属アレルギー」~ アレルギーの正体を突き止めることが回避の第一歩 ~ | プレスリリース | 東邦大学をご覧ください。

人間の皮膚は、金属に触れただけでアレルギー反応を起こすことはほとんどありません。金属アレルギーは、汗や唾液などによって、金属から溶出した「金属イオン」が皮膚のたんぱく質と結合すると、それを体が「異物」とみなし、拒絶反応を起こすことによって起こります。

つまり、汗をかきやすい夏は金属アレルギー要注意の季節です。

実際私も、油断して半日ほどメッキのブレスレットをつけていましたが、外した後に赤い斑点になりかゆくなってしまいました。
すぐにステロイドを塗りましたが、3日間ほど痒みが続き完治には1週間ほどかかりました。

冬は比較的大丈夫でも、汗をかく季節は一発でアウトでした。以前大丈夫だったからという理由で夏に安価なアクセサリーをつけると痛い目にあうのでお気をつけください。

私が行っている対策

特に金属アレルギーの検査はしていませんが、メッキのアクセサリーは大抵かぶれるため選びません。
通常よりも厚いメッキがかかっている『ゴールドフィルド』と呼ばれるものもありますが中心は真鍮のため避けています。

そしてアクセサリー雑貨屋さんなどで販売されている1000円から10,000円代のものはほぼ真鍮にメッキをかけたアクセサリーになるので金属アレルギーの方は避けた方が良いでしょう。


そこで私のアクセサリーを選ぶ基準はこちらです。

・シルバー925 以上
・ゴールド K10以上

こちらの基準を満たすアクセサリーに落ち着いています。
どうしても価格が高くなるため、買うときは今後も長く使えるかどうか慎重に考えてから購入しています。

結婚指輪はどうするの?

毎日つける結婚指輪でアレルギーが出てしまったら大変ですよね。
私は個人で指輪制作しているところにオーダーメイドで作ってもらいました。
そちらは素材にこだわっている職人さんと直接話せるところだったので、プラチナに混ぜる他の金属についてもアレルギーが出にくい素材にしてもらうことができました。

金属アレルギーは花粉症と同じでいつ発症するか分からないので、現在大丈夫な方も結婚指輪は慎重に選んでいただくことをおすすめします。

おかげで私は毎日つけても特に症状は出ずに過ごせています。



金属アレルギーは一生の付き合いになるので、これからも価格とのバランスを見ながらアクセサリーを楽しんでいこうと思います。

それではまた次回。