こんにちは。
林真理子著「最高のオバハン」が大好きです。
本やドラマも出ていますが、今回はナレーターが読んでくれるアマゾンのAudibleで登場していたので早速聞いてみました。
※ネタバレ注意
大森 ゆき朗読
林 真理子著
最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!https://www.audible.co.jp/pd?asin=B07GKXBKHN&source_code=ASSORAP0511160006&share_location=player_overflow
ナレーターの方がこれまた上手で、1人でいくつかの声を話し分けられているのですが、その場の状況がありありと伝わってきます。
7年ほど前に出版されたものですが、今の私たちにもグサグサと刺さってきます。
物語は、関西の敏腕女社長「ハルコさん」と30代後半の悩めるフードライター女子とのやり取りで進んでいきます。
タイトルの「最高のオバハン」は女社長ハルコさんのこと。
とてもわがままで図々しいのですが、なぜか身の回りの人の身の上相談を受けることが多い。
そこで、力強く生きてきたハルコさんがズバズバと相談相手の心理をついていきます。
面白いところは、その相談相手や周辺の人を、悪い人、良い人とはっきりと区別するわけでは無いところです。
相手の心情を察して、本人も気づいていなかったような核心を突き止めてあげるといったイメージでしょうか。
ハルコさん自身も、×バツ2を経験し現在も腐れ縁の不倫相手がいます。
白黒つけられない人間関係のなかで、たくましく生きていく術を教えてくれるハルコさん、いちど会ってみたいなぁ。
元気をもらいたいときに読み返している本です。
今回もブログをお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回。