こんにちは。
たかが一円、されど一円。
買い物など普段の支払いは電子決済とクレジットカードのため、ほとんど硬貨や紙幣に触れない生活が定着してきました。
昨日、久しぶりに硬貨でお会計をした時のことです。散歩に出かけて牛乳を買いたいと思い、小銭入れから支払いをしました。
牛乳は1本208円。
小銭入れの中から100円2枚、五円玉1枚、一円玉3枚をチャリチャリ探します。
こうやってみると、小銭ってしっかり重さがあるのね、と久しぶりの手ざわりにハッとしました。
しかも一円硬貨って、こんなに重かったっけ?と思い、まじまじと眺めてしまいました。(もちろんお会計は素早く済ませて)
ご存知の方も多いと思いますが、
一円玉の重さは、1gです。
しかし触ってみると、頭で思っていた1gより、しっかりと重さを感じます。もちろん細かい文字で年号の刻印や模様が刻まれて、厚みもあります。
現金の支払いが当たり前だった時は、1円なんてペラペラで吹けば飛ぶようなものだと思っていました。
電子決済で支払うと、1円単位までちゃんと確認せずに買ったりしていましたが、現金だとそうはいきません。一円硬貨が1枚足りないだけで支障が出てくる。お財布の中で、一円玉を見つけたときの嬉しさを久しぶりに味わいました。
大げさですが硬貨の中でいちばん小さい一円硬貨が、愛おしくさえ見えてきます。電子決済が普及した今こそ、一円硬貨が美しい。
これ、お金の価値を実感するのにとてもいいかもしれません。
散財しそうなときは、たまの現金支払いでお金の価値を体感したいと思います。
今回もブログをお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回。