ラクに、楽しく、美しく。暮らすための日々の実験ブログ

快適に暮らすための工夫をご紹介しています。

アダムグラントの名作「GIVE & TAKE」と「ORIGINALS」はどちらがおすすめ?

こんにちは。

 

ビジネスマンに大人気の心理学者、アダムグラントの本。

たくさんの書籍を出していますが特に人気のベストセラーがこちらの2冊。

 

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

 

どちらも読みたいけど、時間がない!という方もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめは、ズバリこちらです。

 


GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍

 

なぜ、これがおすすめなのか?

その理由を3つお伝えしたいと思います。

 

 

GIVE AND TAKEを推す理由

理由① ギブアンドテイクの新しい概念に気づける

この本の中では人間を3つの種類に分類しています。

1. ギバー

いちばん成功できるとされる、与える人。

2.テイカ

世の中に必ずいる、他人を搾取する人。

3.マッチャー

ギブしてくれたらテイクする、ギブとテイクを1:1としてとらえる人。

 

これ、本書を読むとわかるのですが、自分はギバーだと思っている人は恐らくマッチャーです。そこが面白いのですが、日本の教育や小さい頃親から教えられたこととして、

「だれかにいいことをしてもらったら、そのお返しをしてあげなさい」という美徳を学んできたと思います。だから私も、どちらかといえばギバーだよねと余裕を持っていたのですが、本書の定義ではこれはマッチャーに当たります。つまり、ギバーは、自分が想像している以上に与える人だということです。自分の利益を犠牲にしてまで相手に与える必要はありませんが、人に何かをしてあげたいと思った時や手助けをしようと言う時は相手からのご褒美を考えずに、ただただ、ひたすらギブをするのです。この新しい概念に気づけるのが、GIVE AND TAKEの醍醐味であり、読む価値をぐっと高めてくれる要素です。

 

理由② ビジネスに応用できる

本書の中で成功しているお金持ちは「何か手伝う事はありませんか?」と聞くそうです。

一見、低姿勢にも見えますが、ビジネスの本質をついている要素ではないでしょうか。誰かが困っていたり、ほしいものを聞いて、それを実現してあげる。それが結果としてビジネスにつながります。ギバーは損しがちに見えますが、長いスパンで見ると安定してビジネスに成功する人の特徴でもあるようです。

 

理由③ プライベートはギバーが圧勝する

 

ギバー、テイカー、マッチャー。どれを推奨しているかといえば、もちろんギバーです。

なぜならプライベートではギバーが圧勝するから。他人からの見返りを求めずに率先して自分ができることを相手に与えてあげる、そのような真のギバーはプライベートも充実することは目に見えていますよね。

この本を読むと自分のギブの少なさに驚きますが、発想を転換してみれば、ギブを多くすることでさらに人生が豊かになることを教えてもくれます。ビジネスもプライベートも、いまよりもっと良くしたい、と望んでいる人にとっては、この本はピッタリです。

 

気になっている方は、手にとってみてはいかがでしょうか。

 

時間に余裕があればこちらもおすすめ!

もちろん時間に余裕があれば、こちらもおすすめです。

『GIVE AND TAKE』でギブのパワーについて理解した後、こちらの本を読むとさらに思考がパワーアップされますよ。

 


ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

 

アダムグラントの書籍は他にもたくさん出ているので、またレビューしたいと思います。

 

ブログをお読みいただきありがとうございました。

それではまた次回。