こんにちは。
運動したほうがいいと頭では分かっていてもなかなか行動にうつせず、言い訳をしたり自己肯定感が下がっていませんか??
まさに私もその状況なのですが、この本を読んでから、自然と小まめに動くようになり、歩く歩数が増えました。
説得力がすごい
こちらご存知の方も多いと思いますが、運動で脳を鍛える方法を説いた書籍です。
運動することによって、不安やストレス怒りを軽減するさまざまな事例がこれでもかと紹介されています。
脳の構造についても詳しく書かれているので、説得力があります。ただし、かなり専門的なので私はその辺は流し読みをして読破しました。
事例を読むだけでも、十分満足できる一冊になっています。
人間は、動いてなんぼ
この本の中で繰り返し紹介される事があります。
それは、これまで脳の治療においてぞんざいにされてきた運動が、実はものすごいパワーを持っているということです。
体を健康に保つために運動されている方も多いと思いますが、この書籍では脳の働きをより良くするための行動としての運動が推奨されています。
特にうつやパニック障害などの精神的な障害について、運動が素晴らしい効果を発揮するというのです。そして事例を読むと、運動で症状が改善した人たちが大勢いることがわかります。
もちろん、具体的な精神病がない人、引っ込み思案だったり怒りっぽい人にも効果を発揮しています。
これは、ふだんの私たちにも当てはまることです。
運動こそが、人間の本能
本書によると、『動く物』と書くように、人間も動物の1種です。ここ数十年で急速に、車やパソコンなどの発達により、いかに動かずに効率を上げるかということが発展してきましたが、人間の進化において、まだ身体が追いついていないということでした。そのため、体を動かすことがまだまだ求められているのです。
いつのまにか、運動量が増えていた
この本のパワー、恐るべしです。
もちろん、本を読んだからといって、脳が鍛えられるわけではありません。ですが不思議と、脳に運動のメリットがインプットされたからか、身体を動かす時間が増えました。
いつものルートより少し遠回りして歩いたり、家の中でもソファに座っている時間が減り、小まめに動くようになったり。
マラソンやジムには行かないまでも、日常の運動量を増やすと、気分もスッキリします。そして気分が晴れるから、また動くパワーが出てくる、といったように良いループが回り始めてきました。
運動しなくちゃ、と焦っているすべての方へ、騙されたと思って一度読んでみることをおすすめしたい一冊です。
ブログをお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回。