こんにちは。
スープの素もだしも使わない、シンプルな食材だけで美味しい絶品お鍋ができました。
しっかりと野菜やお肉の出汁が出ていて、お肉もパサつかず、しっとり仕上がります。
作るときのポイント
作り方はいたって簡単。唯一のポイントは、火加減です。
最初から最後まで、ずーーーーっと弱火で調理します。
これだけ守れば、失敗せずに大抵上手くいきます。
弱火のメリット
・出汁を入れなくても、野菜や肉の旨みが味わえる
・特にお肉(鶏肉、豚肉どちらも)がしっとり仕上がる
・吹きこぼれる心配がない
・あせらず、余裕を持って調理できる
なぜ弱火なのかというと、低温調理で作りたいから。野菜や肉を柔らかく美味しく仕上げるためには、0度(常温だと15度くらい)から80度ほどまでの到達時間を長くするのがコツです。
ちゃんと温度を計っても良いのですが、計らなくてもまったく問題ありません。実際、鍋に温度計を入れて作ってみたことがありますが、鍋の底と表面の温度がかなり差があり、あまり正確に測れませんでした。
それより、最初から最後まで弱火!を徹底すればいつでも上手く作れます。
火を入れるときの感覚としては、冷たい温度から、生ぬるい温度を通り、ようやくフツフツと煮立ってくる感じです。小さく火をつけたら、じわじわ、じわじわ、あとは待つのみ。時間が美味しくしてくれます。
材料
・長ネギ、白菜などお好きな野菜
・鶏または豚肉
・酒、昆布、生姜、塩
今回は、長ネギ、白菜、舞茸、鶏もも肉を使っています。
では、一緒に作っていきましょう!
まずは、鍋に昆布、しょうが、長ネギ、肉を入れます。
今回は鶏もも肉を使用。以前、豚肩ロースの切り落としでも美味しくできました。
順番は適当でオッケーですが、お肉が一番下にならないようにすると柔らかく仕上がる気がします。
◆そして、酒をひと回し(約150cc)と塩をパラパラと入れます。
味付けは、最初の段階では薄味にして、最後に塩味が足りなかったら塩を足すと濃くなりすぎずに美味しく仕上がります。
あとは、ひたすら野菜を切って入れるだけ。お好きな野菜を入れてください。
今回は、白菜の白い部分と舞茸を入れて、、、
白菜の葉っぱ部分をこんもりと入れて終了。フタ閉まるかなぁ。
最後に、よいしょっと野菜をかきわけて、水を鍋の半分くらいまで入れます。
野菜の上から水をかけるとこぼれてしまうので、ここだけは慎重に。
フタをして、準備完了!
ここまで、まだ火は点けていません。
そして、着火!
このレシピの唯一、最大のポイントは火加減です。
弱火、弱火、弱火。ひたすら弱火でじっくり加熱します。
うちの場合は、左右で火の調整ができるガスのレバーを、これ以上弱火にできないという一番左にセットしています。
こんなに火が弱くて大丈夫?と心配になるかもしれませんが、1時間経てばフツフツと沸騰してくるのでご安心を。
1時間後。
写真だと見えないのですが、鍋の空気穴から、白い湯気が出てフツフツと煮立っている音が聞こえます。
フタを開けて、鍋の中をみてみると、しっかり煮えています!
ここで、お豆腐を投入。また、市販のつくねなども最初ではなく、このタイミングで入れると味が抜けず美味しく仕上がります。
そしてもちろん、火加減はそのまま。弱火をキープです。
再びフタをして、15分ほど加熱したら完成!
野菜と肉のうまみがたっぷり染み出した、美味しいお鍋ができました。
今回は、豆腐と市販のつみれを後入れしているので食べ応えもばつぐん。大満足のお鍋となりました。お好みで食べるときにポン酢をかけても美味しいですよ。
肉や野菜を鍋に入れたら、あとは弱火でひたすら待つのみ。手間がかからないのに美味しい、コスパ抜群のレシピです。
気になる方はぜひ試してみてください。
今回もブログをお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回。